黒川温泉1泊2日の”のんびり旅”《その1》山間の温泉街で多彩な露天風呂を堪能!

 土曜、日曜日の休みを利用して1泊2日で黒川温泉に行ってきました。
 
福岡市内からだと車で約2時間ちょっと、阿蘇山北側のひっそりとした山間(やまあい)に佇む温泉地『黒川温泉』
筑後川の源流「田の原川」沿いに二十数件の温泉旅館が点在する温泉街
森の緑と小川のせせらぎの中で、露天風呂と美味しい食事とお酒を堪能し、幸せな気分に浸ることができました。
 
 
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1 温泉街

■山間(やまあい)の温泉街と湯けむり

国道442号線から一歩脇道に入ると、洗練されて落ち着いた雰囲気、風情のある街並みが現れます。
山間にひっそりと佇む温泉街に引き込まれていく感じがします。
 
 
車を降りて、温泉街を歩くと中央を流れる小川のせせらぎが心地よく聞こえてきます。
温泉街は、その小川に沿って二十数件の宿が点在し、街全体がひとつの温泉をなしています。
 
※二十数件の宿の中には、温泉街から離れたところにある宿もあります。 
 
 
どの宿の建物も、森に溶け込むような控えめな佇まい、、、いたるところで、湯煙が立ち上り、否応なしに温泉情緒を掻き立てられます。
 
 
 
中心を流れる川には、いくつかの橋が架かっています。
その橋の上に立ち、川のせせらぎを聴きながら、両側に建ち並ぶ温泉宿や背景の山間の景色をぼんやりと眺めているだけで癒されます。
 
 
 
 
非日常の空間が広がり、贅沢な時間が過ぎていく、、、し・あ・わ・せ!
 
浴衣と丹前を着て、雪駄を履き、温泉をはしごしながら山間を散策する。
そんなスタイルがとっても似合う温泉郷
 
女性に人気なのも納得できます。
 
『大人の休日、大人の隠れ家』、、、雑誌の名前みたいで、いいでね~!
 
 
■道路が狭く、通りは静か
 
温泉街を東西に走る道路はとにかく狭い。
たまに車に遭遇しますが、歩行者優先なので、なかなか前に進めないような状況でした。
 
ただ、温泉街の中心分はコンパクト。端から端まで、歩いても20分程しかかかりませんので、車は駐車場に停めて移動することをオススメシマス。
 
また、『湯布院温泉』のように、お土産屋さんが沢山立ち並ぶ賑やかな通りもありませんので、「山間の静かな温泉街」という表現がピッタリです。
 
▼この細い道を走っている車も見かけました。
 
 
 
▼温泉宿は山の傾斜地に点在していますので、坂道も結構あります。
 
 
  
2 宿泊した宿

今回、宿泊したのは、黒川温泉の入口「黒川橋」のたもとにひっそりとたたずむ『旅館にしむら』という宿でした。
 
▼奥の3階建ての建物が宿、茅葺き屋根の建物は川沿いに立つ旅館の露天風呂です。
 
 
 
▼川沿いに立つ露天風呂、、、川のせせらぎを聴き、また、山間の森を見ながら露天風呂にに浸ることができます。 
 
 
 
今回訪れたのは、2月、、、ゆっくりと温泉に浸かるのには最適な季節ですが、、、。
新緑や紅葉の季節に山間の木々を楽しみながら温泉に浸かるというのも趣があっていいかもしれません。
 
 
 
■急に思い立った旅
 
黒川温泉への旅を思い立ったのは、宿泊のわずか1週間前のこと。
以前から、「黒川に一度行ってみたい」と言っていた妻の一言で決定しました。
 
先ずは、宿選びから
 
初めて訪問する温泉、、、二十数件もある温泉宿からどの宿を選んでいいのか、全く見当が付きません!
で、とりあえず、ネットで調べて、空いている宿を探すことに、、、。
 
ところが、黒川温泉は、周辺に阿蘇山九重連山など、人気の観光スポットが多く、どこも満室でなかなか条件に合う宿が見つかりませんでした。
 
特に、土曜日から日曜日にかけての一泊は、厳しかった、、、。
 
で、やっと見つけたのが、今回宿泊した『旅館にしむら』でした。
 
ネットで検索していて、「黒川温泉であれば、どの宿に泊まってもハズレはない」との口コミが多数見られましたので、安心して予約をいれました。
 
旅館から道を挟んで建つ川沿いの露天風呂。
小川のせせらぎを聞きながら、のんびりと露天風呂に浸かれるところが気に入りました。
 
 

★空室状況をチェック★

黒川温泉の宿の空室状況を『黒川温泉観光旅館協同組合』のホームページで確認できます。
 
空室上のチェックはココから ⇒ 空室状況 
 
※なお、上記リンクにて満室になっている場合でも、楽天トラベルなどで検索すると、空室の場合があるようですので、参考まで。
 
 
 
 
■宿の様子
 
温泉街を少し散策して午後3時に早めのチェックインをしました。
ゆっくりと露天風呂を楽しむためです。
 
▼玄関からして純和風でイイ感じ!
 
 
 
▼玄関を入ると、木の造りを活かした昔ながらの中にモダンな雰囲気が飛び込んできます。
 
裸電球で、ほんのりと明るい館内は、古民家を思わせる民芸調で統一されています。
 
 
 
▼廊下や客室、お風呂などいたるところに木がふんだんに使用されていて館内全体が暖かく、落ち着きを感じます。照明は、蛍光灯ではなく、裸電球(白熱灯?LED?)が使用されており、これまた、館内の暖かみを演出しています。
 
 
 
 
 
▼客室は、最近改装が施されたのか?、、とても綺麗で清潔でした。
 
 
■お風呂セット
 
 ▼お部屋には、浴衣、帯、丹前、足袋、バスタオル、タオル、濡れたものを入れる袋、歯磨きセットが準備されていました。
 
 
 
■内風呂
 
お風呂は、「内風呂」と「露天風呂」があります。
 
 
内風呂(▼)は、こじんまりとした感じですが、客室(和室)が16室しかありませんので、多分この大きさで十分なのでしょう、、、自然の素材を活かしたお風呂でした。
 
 
 
▼脱衣所にも木材が使われ、木のぬくもりを感じます。
 
 
 
黒川温泉はどこのお風呂も木や竹、自然石等、自然の素材を活かした作りとなっているそうです。
自然と一体になれるような心地好さを感じることができるような配慮がなされているように感じました。
 
 
■露天風呂
 
湯はやや熱めでしたが、凍てつくような2月の空気の中、自然の中にゆっくりと身を委ねるような気分がとても心地よく、体が温まったら石に腰かけてほてりを抑え、また、浸かる、、、という入り方を繰り返し、露天風呂を堪能しました。
 
▼早朝に撮影した露天風呂の様子、、、露天風呂は、宿泊施設の玄関前に道路を挟んで建っています。もうもうとあがる湯けむり。湯量の豊富さを感じます。
 
 
 
露天風呂は「屋根のない完全開放型のお風呂」と「屋根のある半開放型のお風呂」の2種類があります。
 
※上記2種類の露天風呂は、『男湯』と『女湯』が時間によって入換え制になっていますので、入浴時には確認しましょう。
 
▼完全開放型の露天風呂
 
 
 
 
 
▼半開放型の露天風呂
 
 
 
▼道路から露天風呂に向かって右側が「完全開放型露天風呂」、左側が「半開放型露天風呂」になっています。
 
 
 
▼湯気がもうもうと湧きあがる光景も趣があっていいですね。
 
 
 
■泉質
 
黒川温泉の泉質は宿によって異なるとのこと
宿泊した『旅館にしむら』の泉質は、単純泉(弱酸性)でした。
 
▼『黒川温泉観光旅館協同組合』が出しているパンフレットに詳しく出ていましたので掲載させていただきました、、、クリックすると大きくなります。
 
 
   【出典】黒川温泉観光旅館協同組合「黒川温泉 湯めぐり絵地図」
 
 
 
■食事
 
【夕食】 
 
▼よくある会席料理、、、はっきり言って、こんなに食べきれません、、、一応完食しましたが、、、( ;∀;)
 
 山女魚の塩焼きは、普段口にすることがなく、とても美味しくいただきました。
天ぷらは揚げたてでサクサク、豊後牛の焼き肉はやわらかくとろけるような食感で最高でした。
 
お風呂に何回も入って、乾ききった喉をビールで潤しながら、美味しい料理を堪能する。
こんな幸せも、たまにはよいかもしれません。
 
 
【朝食】
 
これまた、朝からボリューム満点でしたが、料理がとても美味しかったので、ご飯のおかわりをしました。
 
 
 
 
▼右端のデザート、「ゆず風味の葛豆腐」、控えめの甘さとプルンとした食感が忘れられない。
 

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3 温泉をはしごする

説明するまでもありませんが、黒川温泉には、組合に加盟している温泉を楽しめるように1,300円で3軒の露天風呂を巡ることができる「入湯手形」があります。

※1,300円は2017.02.01現在です。

「入湯手形」は、宿泊した旅館や黒川温泉観光旅館協同組合で購入できます。

有効期限は半年と長く、宿泊しない観光客でも利用できるようになっています。

また、記念として持ち帰ることができます。

▼『やまびこ旅館』の「仙人風呂」、『新明館』の「洞窟風呂(妻)、岩風呂(私)」の2つに入りました。時間の都合もあり、残念ながら3つ温泉を制覇することはできませんでした。

温泉街を散策していると、入湯手形を首からさげて、浴衣と丹前を羽織り、雪駄をはいて湯巡りをしている光景をよく見かけます。

温泉には、全ての旅館に共通の雪駄と傘が準備されています(▼)。
 
 
利用者が温泉をはしごする際、帰りに困らないようにするための心配りのようです。
 
街全体をひとつの大きな温泉宿にしようとする心遣いの現れです。
 
 
★参考事項 ~ 露天風呂は入浴するだけ?
 
 
黒川温泉は、筑後川の源流ということもあり、水質保護の観点からか、露天風呂にはシャンプー、リンス、石鹸を置いていないところもあるようです。
 
今回宿泊した『旅館にしむら』も、内風呂にはシャンプーやリンスが置いてありましたが、露天風呂には「天然素材のボディソープ」が1本置いてあるだけでした。
 
また、『旅館にしむら』の露天風呂と今回はしごした2件の露天風呂のいずれも、洗い場らしきものが見当たりませんでした。
 
したがって、温泉巡りでは、お湯に浸かることが主目的となります。
 
 
 
 
 
4 夜は宿でくつろぐ?

夜の温泉街、時間は午後8時ころ、、、夜景はとても綺麗でしたが、土曜日の夜だというのに人通りはほとんどありませんでした。

「入湯手形」を利用できる時間は午後9時までですし、温泉街のお店はほとんど閉まっていますので、人がいないのも当然かも、、、。

2月の中旬、、、とても寒い時期、、、せっかくお風呂で温まった体を夜景を見るために冷やしてしまっては、、、。

多分、当日黒川温泉に宿泊していた方々は、お風呂に浸かり、美味しい夕食を堪能して、心身共にリラックスした状態で、お部屋でゆっくりとくつろいでいたのでは、、、と思います。

好奇心の強い私は、温泉街の様子が知りたくて、30分ほど歩てみました。

 
 
▼人通りがない、、、この写真は午後7時半頃撮影しましたが、この状況、、、。
 
 
▼お風呂が心地よく、宿の居心地も良いので皆さんお部屋で寛いでいるのかな~?
2月の中旬ですし、とても寒いので皆さんお部屋でリラックスしているんでしょう。
 
 
 
 
 
5 博多駅(天神)から高速バスを利用

バスに乗ってのんびりと黒川温泉に行くのいいかもしれません。

博多駅(天神)と黒川温泉行を1日4往復する高速バスが出ています。

座席指定制で、要予約となっています。

所要時間は、2時間37分で、午前2便、午後2便です。

 
バスに関する情報はココから ⇒ 🚌
 
※バスに関する情報は、2017年2月現在のものです。
 
 
 
6 黒川温泉の位置

お分かりだと思いますが、念のため地図を掲載しておきます。

もし行かれるようなら、ルート検索を使用してみてください。

▼ 地図はクリックすると大きくなります。 【出典】黒川温泉観光旅館協同組合 

▼地図はクリックすると大きくなります。  【出典】黒川温泉観光旅館協同組合

7 まとめ

黒川温泉は、温泉と静けさを堪能したい人向きの温泉だと思います。
 
温泉に浸って、本を読みゴロゴロする、、そしてご飯を食べてお酒を飲み、寝る。
目が覚めたら再びお風呂に入り、本を読み、、、風呂に入る。
 
1日をのんびりと静かに過ごしたい、何も考えたくないと思ったときに最高の場所かもしれません。
聞こえてくるのは、小川のせせらぎだけ、、、
 
 
黒川温泉の雰囲気が大変気に入りました。
派手さや珍しいお土産屋さんはありませんが、温泉街に統一感があり、よく配慮してあることが窺えました。
散策も楽しめて、女性に人気なのも納得です。
多様な露天風呂もあり、緑とせせらぎの中でゆっくり出来、幸せな気分に浸れること請け合いです。
 
おすすめの温泉です。
 
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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