既に取り付けている皆さんは、「えっ何で今頃、まだ取り付けてなかったの?」と思われる向きもあるやと、、、。
私、この度、ある出来事をきっかけにマイカーにドライブレコーダーを取り付けました。
そこで、今回はその取り付けるに至った経緯や「自分の身は自分で守る」ということについて書いてみました。
で、早速ですが、今回購入したのは
Transcend 『DrivePro 200』
という機種です。これ(▼)です。
主な性能は、
300万画素 Full HD画質で鮮明に録画、160°広視野角、夜間でも明るく撮れる、事故等衝撃を感知、
16GB micro SDカード付属、吸盤タイプのマウント付属、WiFi対応でスマートフォンで操作・閲覧可能
などで、詳細な性能については後半に記しています。
で、価格は、通常13,800円だったものがたまたま10%OFFで12,400円でした。
※ 購入価格、10%OFFについては、私が購入時(2015.7.31)のものです。
色々と調べた中では、「価格の割には比較的高性能」のようですが、いかんせんハイテク機器には詳しくない、、、。
よって、私としてはこのくらいの価格と性能のバランスでOKにしました。
■ドライブレコーダー購入の検討
ドライブレコーダーについては、バスやタクシー、企業の営業車などに設置されているのを始め、最近では個人でも、かなりの多くの方が取り付けいているのを見かけるようになりました。
私も以前からネットで調べては、色々と検討を重ねていたんですが、、、、
・ 次々に優れた性能の新製品が登場してくる
・ 価格がピンキリでその違いがよく分からない
・ 望んでいる性能と価格とがマッチしない(高性能のものはどうしても高価)
・ 気に入ったものがあっても取り付け位置やスペースの問題でしっくりこない
等の理由から、購入を先送りにしていました。
まあ、こう書いたものの最も大きな理由は、気分の問題だったかもしれません。
つまり、必要性は感じていたものの
「至急取り付けなければならないという切迫感がなく、そのうちいつか、、、みたいなところがあった」
ということです。さらに言うなら、購入したいモノの中で優先順位が低かったということになります。
ところが、そんな状況の中、即購入を決断する決定的な出来事がありました。
■即購入を決断した決定的な出来事
決定的な出来事、それは、友人A君が起こした重大な人身交通事故でした。
▲画像はイメージです。A君の交通事故とは関係ありません。
仲間内の酒席で、久しぶりに会ったA君から突然、自身の交通事故の話を打ち明けられました。
事故の状況は、A君が車を運転中、相手の方が道路横断中、つまり、「車」対「人」ということで、A君が圧倒的に不利でした。
それでも、A君には、どうしても譲れない事故原因(A君が一方的に悪いのではないという点)があり、それを主張しているとのことでしたが、残念ながら相手方がこれを真っ向から否定している様子、、、。
この譲れない原因というのが、A君の事故の過失割合に大きく影響してくるわけですが、保険会社による話し合いは平行線のまま遅遅として進まず、、、このままいけば、相手方の主張通りで決着しそうだ、、、ということでした。
こうした話、交通事故ではよく耳にします。
例えば、A君の事故とは全く異なる形態になりますが、
信号機の設置された交差点における出会い頭の交通事故で、いずれかが赤信号で交差点に進入したにもかかわらず、双方が「自分の方の信号が青だった」と主張している
というような状況です。
目撃者がいたり、付近に防犯カメラがあって事故の映像が映っていたりすれば、簡単に決着がつくんでしょうが、そう上手くは行かないのが現実のようです。
A君の交通事故の場合も、現場付近に防犯カメラがなく、また目撃者もいなかったとのこと。
警察から事情を聴かれたようですが、A君の主張通りにはいっていない状況のようでした。
事故を起こしたという事実だけでも滅入ってしまいます。
一日でも早く示談を終え、平穏な日々に戻りたいと思うのに、事故原因そのもので紛糾して示談がなかなか進まないなんて、、、これはつらい。
A君からそうしたツライ胸の内を打ち明けられたわけですが、それでも、A君は、「自分には車両の運転者としての重大な責任がある。どのような結論が出てもしっかり受け止めなければならない。」としっかりとした口調で答えていました。
私自身、A君から事故の話を聞いているうちに、「交通事故は他人ごとではない、こうしたことはいつ自分に降りかかってきてもおかしくない、重大な問題だ」といつしか思うようになっていきました。
こうした問題には誰でも遭遇する。そのためにも自分自身で防衛策を見出さなければならない・・・つまり、「自分の身は自分で守らなければならない」と、、。
で、ドライブレコーダーの話なんですが、、、A君はどうだったのか、、、?
実は、A君はドライブレコーダーを取り付けていたんです、、、が、実はこれが事故そのものに加えて、もう一つの悔やまれる材料となりました。
それは、A君が取り付けていたドライブレコーダー、事故当時、作動していなかったらしいんです。
A君曰く、「少し前に壊れていたことは気づいていた、、、早く買い替えようとも思っていたが、仕事が忙しく、先延ばしになっていた。」と、、、話す言葉が弱弱しく疲労感が漂っていました。
なんと、こうした交通事故を予想して取り付けていたにもかかわらず、肝心な時に壊れていたなんて、、、あまりにも残酷。
こんな状況なので、私としてはA君にかける言葉もなく、ただただ、話を聞いていただけなんですが、そんな中、逆にA君の方から「ドライブレコーダー付けてると思うけど、俺みたいにならないように信頼できるメーカーのモノを取り付けることを薦める」とのアドバイスをもらったんです、、、何と、偉い奴、自分の厳しい状況はさておき、友人の気遣いをするとは、、、。
私は、休日以外、マイカーを運転することはないんですが、普段、頻繁にマイカーを運転する妻がA君のような状況にいつ巻き込まれるやもしれない、、、と考え、A君のアドバイスを聞き、即購入を決断しました。
■機種選定の条件
機種の選定にあたっては、A君のドライブレコーダーが肝心なときに壊れていたということ、そしてA君から、信頼できるメーカーにすべきとのアドバイスを受けていたため、さすがに慎重になりました。
それで、まず、購入の第1条件に
・ 信頼できるメーカーの商品であること
を挙げ、更に
・ カメラの性能が良いこと(高画質、ワイド録画、夜でも明るい)
・ 性能と価格とのバランスがとれていること
・ 設置が簡単
等を考慮に入れつつ、他機種と比較しても、お買い得と思われる機種を探した結果、SDカードなどで定評のある
Transcend の 『DrivePro 200』
に至ったというわけです。
デザインも大変気に入っているんですが、さらに
2年間保証付き
というのがダメ押しにもなりました。
▼箱にもしっかりと『製品保証 2年間』と記されています。保障書(WARRANTY CARD)はA4ほどの用紙が折り畳まれており、iPod classicほどの大きさです。
■丁寧な梱包で分かった商品管理
しっかりした箱に入っています、、、逆に、しっかりし過ぎていて、中身を取り出すのが少し大変なくらいでした。
▼箱の作りやデザインもしっかりしています、、、こんなところからも信頼性が汲み取れます。
▼中箱を取り出した状況。カメラ等はサイズにあった収納スペースにしっかりと収まっています。
▼中箱からカメラ本体とmicro SDカードの上蓋を取り出した状況
▼カメラ、micro SDカードともにしっかり固定されています。
ドライブレコーダーを取り出してみてさらに安心しました。液晶部分、レンズ部分を始め、至るところがフィルムで保護されていました。
▼液晶を保護
▼レンズにも保護シールが貼られています。
▼周囲もしっかりフィルムで保護されています、、、micro SDカードの差し込み口からほこりが入らないように配慮。
■主な性能
主な性能は、
300万画素 Full HD(1280×1080)画質で鮮明に録画
160°広視野角
高精細ガラスレンズ
夜間でも明るく撮れる
安心のGセンサー搭載(事故等衝撃を感知)
Transcend 16GB micro SDカード付属
吸盤タイプのマウント付属(設置が容易)
WiFi対応(スマートフォンで操作・閲覧可能)
と盛りだくさんの機能なんですが、今後、ドライブレコーダーをガンガン使いこなそう、、、なんて思っていません。
購入目的は、単に交通事故を遭遇した時の対応でしたので十分過ぎる性能だと思っています。
性能については、Web上でたくさん紹介されていますので、今回は省略します。
■暫く使用してみて良かったところなど
上記の性能等も含め、使用してみて良かったと感じたところは、次のとおり。
・取り付けは、吸盤タイプなので極めて簡単、超強力でしっかりと貼り付くタイプ
⇒ 調べたところ、少し以前まで、シールで貼り付けるタイプだったものを改善
・取り付け位置によってはルームミラーと一体感があり視界を遮らない
⇒ フロントガラスに貼るので目障りにならないのは重要
・エンジンをかけると自動でスイッチがON
⇒ スイッチの入れ忘れがなく、安心(※車種によてならないものあるらしいので注意!)
・衝撃を感知するとその前10分間自動保存
⇒ 肝心の事故の状況を上書きしないので安心
・ワイド録画で画角が広いので脇道から飛び出してきた車等にも対応できる
⇒ 160度の広角であれば交差点の両サイドから進入して来る車両を十分捉えることが可能です。これで出合い頭の事故にも対応できます。
・電源用のコードが長いので
⇒ コードが長いので車内の壁を這わせてコードを目立たないようにできる
・Wi-Fiでスマートフォンと簡単に接続できる。
⇒ Wi-Fi接続で、スマートフォンにデータを保存できるので、SDカードをいちいち取り外す必要がない
⇒ スマートフォン専用のアプリをダウンロードすれば、スマートフォンからドライブレコーダーの操作ができる。
■取り付けた状況
▼吸盤はレバーを押し上げると、ガラス面にしっかりと密着するように作られています。
▼フロントガラス(画像の上方)に貼り付けた様子。
▼ルームミラーと並べて取り付けました。この位置なら目障りになりません。
▼SDカードを取り出した状況です。これを押すだけで簡単に入ります。取り出しも簡単、押しこめば出てきます。
■サンプル映像
※ 本来の映像は、フルハイビジョン映像ですが、ブログ用に画質を落としています。画面のブレ等はそのために発生しているもので、元の映像は全く問題ありません。
太宰府天満宮周辺に行ってみた①
真夏の青空もしっかり映っています。
太宰府天満宮周辺に行ってみた②
■ドライブの記録としても残せる。
300万画素 Full HD(1280×1080)画質なので映像がとても綺麗です。
また、160°広視野角なので、進行方向の風景もしっかりと移ります。
なので、ドライブに行った時の記録としても残せそうです。
ちなみに、九州だと、景色がパノラマのように広がっている阿蘇山の大観峰なんかを走ったら、最高の映像が撮れそうです。
■おわりに
日々、安全運転には心掛けているつもりですが、いつ、どんな状況で事故に巻き込まれるとも限りません。
車を運転しているかぎり、事故は避けて通れないもの。
交通事故の揉め事に巻き込まれたくない、、、そんな思いから、ドライブレコーダーを購入しました。
ドライブレコーダーを付けたことで、逆に安全運転を心がけるようにもなりました。
自分の身は自分で守るということを実感した出来事でした、、、そんな時代ですかね?
これで、安心してカーライフが送れそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。