電話をかけ、メールを送り、写真を撮る、ニュースを読み、調べ物をし、記録を残す、、、朝起きてから寝るまで(寝ている間も)常に行動を共にする、無くてはならない存在、、、『iPhone』
そんな大事なiPhoneを電車の中に置き忘れてしまいました。
「肌身離さず持ち歩いているので無くしたり、置き忘れたりするはずがない!」と、iPhoneをなくすということについては、それまで全くの想定外で、考えたこともありませんでした。
なので、「iPhoneがない!」と気づいたときは、やはり慌てましたが、
■幸い、iPhoneはパスコードでロックしていたこと
■無くした場所は、直前まで乗っていた電車の中だろうと想像がついたこと
等から、一旦気持ちを落ち着かせ、また、iPhoneの無事を祈りながら、すぐに駅のサービスコーナーに確認したところ、「車掌さんが見つけて、しっかり保管している」との回答を得、「なんて運がいいんだろう」と、ホッと胸をなでおろした次第でした。
しかし、「ああよかった!」で終わらせてはならないと自分に強く言い聞かせました。
「二度ある事は三度ある」とも言いますし、また「備えあれば憂いなし」、「転ばぬ先の杖」等の教えもあります。
今回のことを肝に銘じ、二度となくさないように注意することは当然のこととして、再びこうした事態に遭遇したときに慌てないように、なくした際の手続き等を色々と調べ、その対応をまとめてみることにしました。
以下のような項目でまとめてみました。
iPhoneをなくしたときの対応・手続き等(まとめ)
1 とりあえず自分のiPhoneに電話をかけてみる
2 駅などのサービスコーナーに電話してみる
3 『iPhoneを探す』を使って探す
4 遠隔操作でiPhoneを悪用されないようにする
(1) 紛失モード(遠隔操作でロックする)
前述したように、私の場合、iPhoneを無くした場所が、「電車の中」と、すぐにピンときましたので、真っ先に駅のサービスコーナーに電話しました。
しかし、何処でなくしたのか全く心あたりがない場合は、とりあえず、自分のiPhoneに電話をかけてみることが一番最初のアクションではないでしょうか、、、誰が出るか、少し怖い気もしますが、、、(-_-;)
事を前向きに考えて、
■良い人が拾ってくれているかもしれない
■交番に届いていて拾得の手続き中かもしれない
■最寄りの駅に届いているかもしれません。
という状況であれば、ラッキーです。
善意で拾われた方や交番のお巡りさんは、まず、拾った(届けられた)iPhoneから遺失者に連絡をつけようと試みると思います、。
しかし、iPhoneがパスコードでロックされていれば、iPhoneから持ち主の手がかりを探すことはできません。
そこで、まず、善意のある方が拾ってくれているという前提の下、自分のiPhoneに電話をかけてみて、「自分がそのiPhoneの持ち主であること」を伝えることが第一の対応ではないでしょうか。
前記、「1 自分のiPhoneに、、、」で、無くしたiPhoneに電話をかけてみたものの誰も出なかった(連絡がつかなった)場合になります。
無くしてから、それに気づくまで短時間の場合は、自分の行動を振り返り、iPhoneがどの時点まであったのかを思い出します。
で、最後に操作した記憶がある時点以降に立ち寄った場所、乗車した公共機関等の中で落とした可能性が十分に考えられますので、そのサービスコーナー等を調べて、そこにiPhoneが『落とし物』として届いていないかを確認します。
公共機関やショッピングセンター等の場合、従業員の方が拾われるケースやお客さんが拾って従業員に渡すケースなどもあり、その後、サービスカウンター等に届けられるようです。
サービスカウンター等に電話をかけてみる価値はあります。
iPhoneのアプリ『iPhoneを探す』を使って、パソコン及びiPhoneからiPhoneを探す方法を説明します。
(1) 『iPhoneを探す』を設定する 《探すための前提》
まず、『iPhoneを探す』を使用できるように『iPhoneを探す』を設定しておきます。
①ホーム画面を表示し、『設定』をタップ
②『iCloud』をタップ
③下の方に移動して『iPhoneを探す』をタップ
④『iPhone を探す』と『最後の位置情報を送信』をスライドさせてオンにする。
以上で設定完了です。これで『iPhoneを探す』を利用できます。
iPhoneをなくした場合、iPhoneを探すために別のiPhoneを借りる必要がありますが、パソコンからも探せますので、まず、パソコンから探す方法を説明します。
①PCのブラウザからに『iCloud』にアクセスする。
iCloudはココから ⇒ iCloud(https://www.icloud.com/)
②『iCloudにサインイン』の画面が表示され、『アップルID』と『パスワード』を求められるので入力する(▼)
③『iPhoneを探す』をクリック
④サインインの際、再度、パスワードを求められるので入力する。
⑤探している最中の画面です(▼)
⑥iPhoneを発見するとこうなります(▼)
この方法を行うには、家族や友人から一時的にiPhoneを借りなければなりません。
無くした時、身近に家族や友人がいればよいのですが、、、日頃から、誰に借りるか考えておくことも必要かもしれません。
①ホーム画面から『iPhoneを探す』をタップ
※この画像(▼)では、『iPhoneを探す』は『Apple』というフォルダに入っていますが、これは私の設定です。私は、普段使わないアプリ用に『Apple』というフォルダを作成して収納しています。確か、初期設定では、『iPhoneを探す』は『便利グッズ』というフォルダに収納されていたと思います。
②『アップルID』、『パスワード』を入力し『サインイン』をタップ
③iPhoneを発見しました。
※MacBook Airも発見!!
※同じ Apple ID を複数の iPhone、iPad などで利用している場合、複数の iPhone、iPad が表示されます。私の場合、『MacBook Air』も同じAppleIDで利用していますので、MacBook Airも探すことができます。
④上の画像(▲)で『◯◯のiPhone』を押すと遠隔操作ができるようになります。
遠隔操作の説明は、次(▼)の「4 遠隔操作でiPhoneを悪用されないようにする」で説明します。
パソコンでも、iPhoneでも、操作画面はほぼ同じなので、ココではiPhoneを使った場合の操作方法を説明します。
《iPhoneを使った場合の操作方法》
遠隔操作で、なくしたiPhoneの『パスコード』を設定する操作です。
パスコードを設定していなくても、遠隔操作でパスコードを設定してiPhoneをロック(使えなく)できます。
よって、この操作は、「パスコード」を設定していない人が対象となります。
既に「パスコード」を設定している方は読み飛ばしてください。
①探している『◯◯のiPhone』をタップ
②『アクション』をタップ
③「紛失モード」をタップ
④『紛失モードをオンにする』をタップ
⑤『パスコード』を入力する。
※『パスコード』は2回入力します。
⑤「電話番号」を入力し、右上の「次へ」をタップ
※発見してくれた人が連絡のためにかけてくれる電話番号です。
⑥メッセージを入力し「完了」をタップ
⑦「紛失モード」になりました。
⑧iPhoneを拾われた方が、iPhoneを起動させたときに目にする画面です。
最終手段、、、いよいよ出てこないときは、iPhoneに保存しているデータを悪用されないためにデータを消去します。
普段からデータのバックアップは、しっかり行なっておきましょう。
①アクションをタップ
②『iPhoneを消去』をタップ
③『紛失モードをオンにする』をタップ
④電話番号を入力して『次へ』をタップ
⑤『メッセージ』を入力し、『完了』をタップ
⑥以上で完了です。iPhone のデータの消去が開始されます。
この機能は、「着信音をオフ」や「バイブレーション」の状態にしていたときでも音がなります、、、「ピピピーン」という聞きなれない音です。
この機能をうまく活用するとしたら、なくなったiPhoneを「着信音オフ」の状態にしていて、
●家の中で、iPhoneを何処に置いたかが分からなくなったとき
●『iPhoneを探す』で近くまで行ったが詳細な位置が分からないとき
などに使うと便利な機能です。
①『アクション』をタップ
②『サウンドを再生』をタップ
例えば、ソフトバンクのお客様サポートには、下記のように記されていました。
パスコートロックをかけていないiPhoneをなくした場合は、悪用されないためにも、とりあえず携帯電話の会社に電話して回線を一時的にとめることも大事かと思いますので、参考まで各社の手続きがわかるホームページのリンク先を下記に掲載しておきます。
(1) auの場合
手続きはココから ⇒ 「お客様サポート」
(2) ソフトバンクの場合
手続きはココから ⇒ 「My Softbank」
(3) ドコモの場合
手続きはココから ⇒ 「盗難・紛失などによる利用中断・再開」
日本の場合、諸外国と異なり、現金などの拾得物でも警察に届けられていることが多いと聞きます。
こうした日本の状況に期待して、、、
いくら探しても見つからないのであれば、とりあえず警察に届けましょう。
警察に『遺失届』を出しておけば、後々、なくしたiPhoneに関連して何らかのトラブルに巻き込まれたときに役に立つかもしれません、、、。
拾ったiPhoneを売れば、『遺失物等横領罪(刑法254条)』に該当します。
中古品を質屋等に持ち込む際や中古品の販売店に転売する際は、自動車運転免許証等で身分確認が行われるようです。
つまり、質屋さんや中古品の販売店に、売った人の記録(証拠)が残るというわけです、、、多分、警察に調べられたら、即アウトです。
iPhoneには、シリアルナンバーがありますので、警察に遺失届や盗難届を提出しておけば、犯罪が発覚する可能性大です。
そんな危険を犯してまで、iPhoneを転売する人って、、、う~ん?
iPhoneを無くしたら、Apple Payは悪用されるのか、、、?
で、結論ですが、、、
iPhoneを紛失しても、「エクスプレスカード」以外は支払時に『指紋認証』が必須なため、拾った人に使われてしまうことはないようです。
また、2017年1月現在、その「日本でエクスプレスカード」として登録できるのはJR東日本が発行する「Suica」のみです。
以上のことから、Apple Payを利用していても、JR東日本の「Suica」に登録していないのであれば、悪用されることはないということになります。
以上、拾ったiPhoneを悪用することは難しく、メリットがないことがわかりました。
いくら探しても出てこないのであれば、とりあえず、警察に届けましょう。
なくした場所によっては、iPhoneが警察や施設の管理者等にすぐに届けられたいないことも考えられます。
こうした場合、数日後に拾われ、警察等に届けられ、連絡がくるということも結構あるようです。
そうしたことを見込んで、新しいiPhoneを買い直すのは数日待ったほうが良いかもしれません。
私の場合、iPhoneは、今や生活の一部、いや、生活の重要な部分を占め、iPhoneがないと生活に支障をきたすこともあるような状況にもなっています。
「なくなって分かる、iPhoneの偉大さ、、、」デス。
今回は、ラッキーにもすぐに手元に戻りましたが、最悪の場合、捨てられたりして永久に手元に戻らないこともありうるということです。
なくさないようにすることが一番なんですが、ヒューマンエラー、、、人間は間違いを起こすものです、、、(-_-;)
冒頭に書きましたが、「二度ある事は三度ある」、「備えあれば憂いなし」、「転ばぬ先の杖」の教訓を胸に、、、ヒューマンエラーに備え、すぐに対応できるよう準備しておきたいと思いました。
今回、このブログを作成するにあたり、初めて『iPhoneを探す』を試してみたり、iPhoneをなくした場合にどんな手続きが必要になるのかを色々と調べてみたりしましたが、こうしたことをやったお陰で、『iPhoneをなくした際の対応』については、かなり詳しくなりました、、、(*^^*)
誰でも、経験のないことに直面したときは、慌ててしまうものです、、、一度は、iPhoneがなくなったときのことを想定して、シミュレーションを行っておくことをオススメします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。