最近、「測量野帳(そくりょうやちょう)」という手帳を使い始めました。
お手頃価格で、使いやすく、また、トラベラーズノートとの相性も良いので、トラベラーズノートのメモ用リフィルとしても使用しています。
使い勝手が良いので、しばらく使用してみるつもりですが、、、今の状況から行くと、このまま普段使いとして定着しそうです。
測量野帳
▼「こんな手帳です。
▼厚みが6mmほどしかない薄くて小さい手帳です
▼手のひらに収まるサイズで、表紙が固いので手に持って筆記するときに便利です。
▼トラベラーズノートと並べてみました。
私が、知らなかっただけで「測量野帳」のファンはかなり多いようです。
なので、「測量野帳について」なんて見出しをつけると、「えっ、今更?」と、ファンの皆様に怒られそうなんですが、、、一応、知らない方のために簡単に説明を、、、半分は自分のためでもありますが、、。
■「測量野帳」とは
発売元のコクヨさんのホームページには次のような説明がありました。
1959年発売の測量野帳は、発売の10年前(1949年)に測量法が制定されたのをきっかけに、ニーズが増大した測量業務の現場の声を反映し開発されました。コクヨでは、ノートなら「ノ」で始まる品番、製図用品なら「セ」で始まる品番がつけられています。測量野帳は、ノートのように見えますが、「セ-Y1」などのように製図用品の品番が付いています。
測量野帳は発売から50年以上が経過しました。しかし、品質改善のための仕様変更があった以外ほとんどデザインが変わらない珍しい商品です。
「測量野帳」・・・名前からも推測できますが、測量用、建設現場用に開発された手帳で、屋外での利用に適した作りになっているようです。
なので、作業服の胸ポケットにスッポリと収まるサイズであり、また、片手で持って筆記できる作りになっています。
■サイズ
外寸法(mm):165×95×6
用紙の枚数:40枚・・80ページということです。
■種類
罫線の種類は3種類です。
▼下の画像、左から「LEVEL」「TRANSIT」「SKETCH BOOK」
「LEVEL」「TRANSIT」というのは、測量方法の名前のようですが、測量のことは全く分かりませんので、用語の説明はパスします。
ちなみに、私は、手帳もノートも方眼タイプを使っていますので、「測量野帳」も方眼タイプの「SKETCH BOOK」を使用することにしました。
■「ヤチョー」と「ヤチョラー」
この「測量野帳」という手帳、ファンの間では「ヤチョー」と呼ばれており、、、
また、その熱狂的(?)なファンの皆さんのことを「ヤチョラー」と呼ぶそうです。
そして、こうした「ヤチョラー」の皆さんの中には、表紙をデコレーションしたり、「ヤチョー」をカスタマイズしたりして使用している方も多いとのこと。
※参考になるコクヨのページ ⇒ 100人、100の野帳
”う〜ん、、、カスマイズ好きとしては、シンパシーを感じるな〜”
超シンプルな手帳ですが、トラベラーズノートみたいにカスタマイズして使ったら面白いかも・・・
早速、「ヤチョラー」に向けて始動開始です。
■専用コーナーを発見
先日(2017年10月)、福岡市天神のインキューブに行ったところ、特設(常設?)コーナーが設置されていました、、、トラベラーズノートの陳列台の数倍の大きさがありました、、、この違いは、商品の人気から?、営業マンの力関係?、お店の営業方針?
▼インキューブ(2017年10月撮影)
▼陳列スペースは、トラベラーズノートのコーナーより広く、充実!
画像、左奥が「測量野帳」のコーナー
右手前がトラベラーズノートのコーナー
▼カスタマイズの方法、見本もディスプレイされていました。
▼使い方の見本も展示
▼本まで出版されています。
測量野帳スタイルブック (エイムック 3514) |
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▪お手頃価格
コクヨさんのホームページでは、1冊216円(税込み)となっていますが、、
Amazonで10冊セットで購入すると、1,346円(税込み)です。
ということは、1冊が、なんと約135円です、、、これは、まとめ買いが断然お得!
というわけで、私、最近、Amazonで10冊をまとめ買いし、家族などにも配って使っています。
※ 価格は、2017.10月現在のものです。購入の際はご確認ください!
▼家族に配ったので、現在は手元に7冊しかありませんが、、、
※画像右端(▲)の「測量野帳」のステッカーは、独自に貼ったものです。
コクヨ ノート 測量野帳 スケッチブック 40枚 10冊セット セ-Y3 |
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■薄いのでかさばらない
「トラベラーズノートと相性が良い」と前述しましたが、それは、その薄さとサイズからからです・・・この件は後述します。
トラベラーズノートにピッタリ挟めるサイズ、薄さだと思います。
トラベラーズノートの市販のリフィルより一回り小さいですが、特に問題なし。
また、超薄くて軽いので「ヤチョー」を背広の内ポケットに入れて持ち歩いても、、ビジネスバッグに入れてもかさばらない。
※ただ、薄いということは、用紙の枚数も少ないということ・・・これは、欠点にもなるかもしれませんが、全てを「測量野帳」に詰め込んでしまいたいという人でなければ、全く問題ないと思います。薄いということのメリットの方が断然大きい!!
■表紙が硬いので片手で持って筆記できる
これは、「ヤチョー」の最も大事なポイントのようです。
屋外では、どうしても手帳を片手で持って筆記するという場面が多くなるので、硬い表紙は欠かせません。
つまり、表紙が硬いので、小さい画板を手に持って、文字等を書いているような状態になります。
■用紙の質が良い
私は、水性ペンの「コレト」や万年筆の「ラミー」等の水性系の筆記具を愛用していますが、、、
ペン先がスラスラと走る感じがして、とても心地よく書けます。
水性系のペンを使用していると、手帳によっては文字が滲んだり、裏抜けする用紙のものもありますが、「測量野帳」は、そうした問題はありません。
逆に、インクの乗り、発色がとてもよいと感じています。
なお、用紙に引かれた方眼(SketchBookの場合)の罫線は、手帳自体が小さいこともあり、3mm間隔で引かれていますが、罫線の濃度も丁度良く、記載した文字の邪魔をすることはありません。
私は、2017年からトラベラーズノートの「月間ダイアリー」と「メモ用リフィル」を一冊のリフィルにまとめ、それを本体にゴムで留めないで使用しています、、、。
▼こんな感じで使用しています。
これは、「ダイアリー」と「メモ用リフィル」を効率よく、フットワークよく使用するためです。
私は、このゴムで本体に留めないリフィルのことを『分身』と呼んでいます。
その『分身』の関連記事は、ココ(▼)から
で、その「分身」を約10ヶ月使用してきたわけですが、「ダイアリー」も「メモ」も、さっと取り出して素早く記載できて、大変使いやすいので、2018年もこの方式で行こうと考えていましたが、、、
そんな矢先「測量野帳」と出会いました。
手に取った瞬間、
薄くて軽いし、表紙が硬いので、トラベラーズノートに抜き差ししやすい
筆記もしやすそうだし、サイズ的にもトラベラーズノートにベストマッチ
などと感じ、とりあえず、1冊購入してトラベラーズノートに挟んでみたところ、思ったとおりサイズがぴったりではないですか!
で、現在は、使い捨てのメモ帳としてではなく、大事なことを記録しておく、そして長期間保存しておく手帳として使えると思いました。
▼現在トラベラーズノートに挟んでいる「測量野帳」です。
トラベラーズノートと一体感を持たせるためにシールを貼りました。
トラベラーズノート Traveler’s note book 茶 チャ 13715006 |
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「測量野帳」の表紙、基本は、緑色なんですが、インキューブにはこんな商品も販売(展示)されていました。
▼オロビアンコのロゴとシールガイドが表紙に空押しされた商品もありました。
★Amazonによると、この写真の商品は、
オロビアンコデザインのハンディノート
という名称で、
イタリアのファクトリーバッグブランド・オロビアンコの厳しい監修の元、コクヨのロングセラー測量野帳をベースに開発されたポケットサイズのノート
とのことでした。
価格は、Amazonで1冊518円ですからノーマルなタイプと比較すると、、、高い。
まあ、それでも518円ですから、、、試しに1冊買ってみたい気も、、、。
オロビアンコ フィールドノート 3mm方眼 THV-KN06D 黒 |
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目的もなく文具店を徘徊しながら、色んなステーショナリーを手に取り、その使い方について、あれやこれやと妄想を巡らせているうちに、つい「おっ!」という閃きというか、購買のスイッチが入ってしまう・・・そして、気が付けばレジに並んでいる。
こうしたことが、休日のたびに、いや、仕事帰りのたびに発生しています。
そんなこんなで、私のデスク周りには、手帳やペン等の類が沢山転がっています・・・
今回記事にした「ヤチョウ」もその一つ・・・なんですが、「ヤチョウ」、なんとなく永く付き合って行けそうな予感がする手帳です。
機会があれば、「測量野帳」のカスタマイズの記事を第2弾として掲載したいと考えていますので、そのときはまた読んでください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
コクヨ ノート 測量野帳 スケッチブック 40枚 10冊セット セ-Y3 |
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トラベラーズノート Traveler’s note book 茶 チャ 13715006 |
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